命ってなんだろう?子育てに疲れたら、一度思い出してみませんか?

生きるという事 comments(2) - カズ
先日、私の所属するスタジオポスチャーへの依頼で、保育園で働く保育士さん達に命のお話をする機会を頂きました。
助産師として命についてお話して下さいという依頼です。
毎日たくさんの子供達を向き合うお仕事の保育士さん達。子供の大きくなったベテラン先生からまだまだ若い新米先生達。中には男性の保育士さんもおられました。

命って何でしょうね…

普段あまり意識することなく私達は生きています。
でも、生き物はみんな命を持っていて、命があるからこそ生きている。他の命を頂きながら私達は生きています。

でもこのひとつひとつの命は、歴史上、後にも先にもこれひとつしか存在しません。
全部違っていて、全部が尊い存在です。

そんな話を妊娠出産経過を交えて先生方にお話しました。
男性の先生は、きっと具体的にこんな話を聞いたのは初めてだったでしょうね。出産経験があっても大まかな話しか聞く機会はなかったと思います。
 
私が保育士さん達にこんな話をしたのは、改めて子供達一人一人の持つ存在価値とその起源を感じて欲しかったから。

保育の現場は過酷です。
朝から夜までたくさんの子供を相手にいろいろなことを教えなければなりません。
私も0才から子供を預けて働いていました。
子供は1日のほとんどの時間を保育園で過ごします。家に帰ったらご飯を食べて寝るだけ。
保育士さんの関わりがその子の成長に大きな影響があるのは十分に想像出来ますね。

だから、みんなひとまとめの保育ではなく、子供に何かをさせる保育ではなく、一人一人の個性を認めた上で、子供の違いを活かす保育をして欲しい。

すごく難しいですよ。

だって、日々しなければいけないことは決まっていて、行事ごともあって、子供をまとめて何かをさせなければならない。
現実は厳しくて、だから子供を型にはめてしまった方が大人はやりやすいし、その方が全て物事はスムーズに進みます。

でもね…
集団行動で決まりに従った行動を教えなければならないけれど、その中でも子供一人一人の違いを大切にして欲しい。
どうしても、いつの間にか、やらせることばかりに気を取られてしまうことが多いからです。

お話を聞いた保育士さんからの感想で、子供は一人一人違うのだから対応の仕方が違ってても良いんだと思った、いう言葉がありました。この保育士さんは、もしかしたら日々子供をまとめるのに必死だったかも知れませんね。

そう…

子供はひとりひとり違ってて当たり前だし、違ってるからこそいいんですよ。

お家での子育ても同じ。

みんな育て方は違います。
いろんな事は参考にはなるけれど、一般論に絶対の正解はありません。
その子にあった方法が正解だと私は思います。

子育てに疲れたな、と思ったら…
一度目の前の子供の命に意識を戻して下さい。
どんな風に授かって、どんな風に生まれてきて、その時何を感じたか。

目の前のこと、やらせることに一生懸命になりすぎると大切なことが見えなくなってしまうかも知れませんよ。

命の始まり。
生きているということ。

視点を移して振り返ってみませんか?
もしかしたら、忘れていた大切なものが見えてくるかも知れませんよ

助産師 カズ

お知らせ:
こんな感じのお話会を平成27年3月16日(月)神戸市垂水区のアジア雑貨と茶みせ パンパラさんでおこないます。
2ヶ月に1回のお話会。ランチ付きで子供も寝かせておけるので、気分転換にお話聞きに来ませんか?
詳しくはこちらからどうぞ↓
https://www.facebook.com/events/1387479304898233/

ohanashijai
 
コメント一覧

はじめまして。
カズさんのブログ、更新をいつも楽しみにしています。
毎回とりあげられるテーマが心に響きます。

いま3カ月の娘がいます。
指しゃぶりに夢中になったり、両手をにぎにぎしたり、
首が少しずつしっかりしてきたというような
小さな成長をとてもうれしく思っています。
突然泣き出したりするところは地雷のようなドキドキ感もありますが。

子育てはひとりひとり違ってて当たり前、本当にそうだと思います。
どなたかのブログで、
「子育てに明らかな間違い(子どもを危険なことに合わせるとか、虐待など)はあるけど、
子育てはこれが正解!なんてものはない」
と書いているのを読んで納得、
他の方の育児法と比べて、あせるのは止めようと思ったことがあります。

そうすることで赤ちゃんの日々の変化を喜べるようになりました。

ちょっと話が逸れますが
うちの義母は「おしゃぶりが長く続くと手にタコができる」とか「ゆらゆら抱っこで眠るとそれでしか眠れなくなる」「もう抱き癖ついてるんじゃない」「左利きにならないように今から右手でおもちゃを持たせるようにしなさい」とか、言ってきます。

良く取れば、赤ちゃんの将来を心配してのアドバイスなのかもしれません。
でもわたしにとってはなんで目の前の成長を素直に喜べないんだろう、
どうして先手先手の心配ばかりでネガティブなことばかり言うんだろうと、とても不快な気分になるのです。

御自身の子育て、そして義姉の子どもの面倒を見てきたことで経験があるのは確かです。
自信も少なからずお持ちでしょう。

でもその経験が必ずしもみんなに当てはまるわけではないと思います。
左利きになっても、その子の個性ではないですか?
指しゃぶりが長く続いてしまったとしても、
大きくなって新しい遊びに夢中になればまた違ってくることもあると思うのです。

ちょっと最後は愚痴のようになってしまいましたが、
一人ひとりの個性を大事にしてもらいたい、認めてもらいたい!
経験の型にはめないで欲しいと切に思っている今日この頃です。

お読みいただきありがとうございました。

  • ぱずこさん
  • 2015/02/23 11:28 AM

ぱずこさん、助産師 カズです。コメント嬉しかったです。ありがとう♪

赤ちゃん、3ヶ月なんですね。
赤ちゃんはいろいろなことが分かってきて、お母さんの方も慣れてきて、お互いに少し余裕が出てきた頃でしょうか。
笑ったりおしゃべりしたり可愛い時期ですね。

日々の変化を楽しめる子育て、とても素敵だと思います。

義母さんのおっしゃる事は、きっと事実としては正しいのだと思います。
ただ、それがいけないかどうかはまた別の話ですね。

抱き癖はついても赤ちゃんの為には悪くないし、抱っこで眠るのが好きな子はそれがとても安心出来て気持ちいいからそうやって眠ります。
吸いダコは出来るけれど、いずれ治りますよ。ただ、歯並びがあまり悪くなると噛めなくなりますから、そこまでいかないように気を紛らわせて指を吸う時間を減らせてあげる必要はありますよね。

細かいところはいろいろあるけれど、本当に大切なことは、その行為が子供にとって危険がないこと。それだけです。

個人的には、細かいことを気にしすぎてピリピリ子供に接しているよりは、赤ちゃんのちょっとした仕草や成長を笑顔で喜んでもらえる方が赤ちゃんも嬉しいと思います。

これから先、教えなければいけないこと、させなければならないことがたくさん出てきますよ。そんな中で、何がこの子にとって今本当に大切なことか。視点を少し未来に置いてそこを見つめていれば、今子供に必要なことはきっと見えてくるはずです。

まだまだ、子育て始まったばかり!
せっかくだから、楽しんでいきましょうね♪
今しかない貴重な時間ですから…

応援しています!

助産師 カズ

  • 助産師 カズさん
  • 2015/02/24 2:39 PM
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